地球内部の構造(1)――地球の層構造とその特徴
地球内部の層構造に関して、以下の問題を考えてみましょう。
(問) 地球の構造に関して、次の問いに答えよ。
地球内部の構造について述べた次の文a~cの正誤の組み合わせとしてもっとも適当なものを、下の(1)~(8)のうちからひとつ選べ。
- 日本列島の地下約10kmの場所は、おもにかんらん岩で構成される
- アセノスフェアはマントルの一部である
- 外核はおもに金属でできている
a | b | c | |
(1) | 正 | 正 | 正 |
---|---|---|---|
(2) | 正 | 正 | 誤 |
(3) | 正 | 誤 | 正 |
(4) | 正 | 誤 | 誤 |
(5) | 誤 | 正 | 正 |
(6) | 誤 | 正 | 誤 |
(7) | 誤 | 誤 | 正 |
(8) | 誤 | 誤 | 誤 |
解法のポイント
地球内部の層構造に関する基本的な知識問題です。
日本列島は地下30km程度まで地殻が続いており、マントルはさらにその下に位置しています。
地球内部の層構造については、こちらの「地球の層構造――地殻・マントル・核」のページで説明をしています。
なお、マントルまでの距離は、大陸地殻の場合には地上から約40~50km程度、海洋地殻の場合には6~7km程度の浅い部分にあることを覚えておいてください。
また、核(外核と内核)は、「鉄」と「ニッケル」の合金であると推定されています。