銀河系と宇宙(3)――宇宙の構造と進化
宇宙の構造に関して、以下の問題を考えてみましょう。
(問) 宇宙の構造に関して、次の問いに答えよ。
宇宙はおよそ140億年前に誕生し、膨張をつづけながら、銀河や銀河群、銀河団などの大規模な構造をもつようになった。
宇宙の構造と進化について述べた文として誤っているものを、次の(1)~(4)のうちからひとつ選べ。
- 宇宙は、核融合反応によって誕生した。
- 誕生直後の宇宙は超高温・超高密度であった。
- 宇宙空間の銀河群や銀河団は、密に連なって分布しているところと、ほとんど分布していないところがある。
- ごく近くの銀河を除いて、ほとんどの銀河が、銀河系から遠ざかっている。
解法のポイント
銀河系の誕生とその進化に関する基本的な問題です。
こちらの「拡大する宇宙――観測技術の進歩と世界の広がり」のページでも触れたように、宇宙はビッグバンによって誕生したといわれており、その始まりの瞬間から現在でも膨張を続けています。